Excelで括弧を削除する（4つの簡単な方法）

エクセルファイルの処理を任され、不要な括弧が大量に含まれていることに気づきました。Excelで括弧を削除するにはどうすればいいでしょうか？1つずつ選択してdeleteキーで削除することもできますが、特にデータセットが大きい場合、面倒で時間がかかります。このチュートリアルでは、Excelで括弧を簡単に削除するための効果的な4つの方法をご紹介します：

検索と置換関数を使う
SUBSTITUTE関数を使用する。
Excel VBAコードを使用する
LEFT関数とFIND関数を組み合わせて使用する。

次のデータセットを使用して、これらの方法をそれぞれどのように適用できるかを示します。

1. 検索置換関数を使用して括弧を削除する。

この方法は最も単純で、多くの人がよく使う。検索と置換」機能は、選択したデータセットのすべての括弧を空白に置き換えます。この方法を適用するには、次のようにします。ステップ1 – 括弧を削除したいデータセットを選択します。ステップ2 –Ctrlキーを押してからHキーを押して、次の「検索と置換」ダイアログボックスを起動します。

下図のように、「ホーム」>「検索と選択」>「置換 」で「検索と置換」ダイアログボックスを開くこともできます：

ステップ3 – 開始括弧または開始括弧を削除するには、下図のように、検索内容フィールドに「()」と入力し、置換後の 入力フィールドを空白のままにします：

ステップ4-「すべて置換 」ボタンをクリックすると、データセットからすべての開始括弧が削除され、操作が成功したことを示す次のダイアログ・ボックスが表示されます：

ダイアログ・ボックスでOKをクリックすると、データセットは次のようになる：

ステップ5 – ステップ2、3、4を繰り返して、すべての閉じ括弧を削除する。

ステップ3では、「

Find what」入力ボックスに必ず「）」と入力して

ください

。これですべての括弧が削除され、データセットは次のようになります：

2. SUBSTITUTE関数を使う

SUBSTITUTE関数を使うと、ある文字セットを別の文字セットに置き換えることができる。SUBSTITUTE関数を使ってデータ・セットからすべての括弧を削除するには、次のようにする。ステップ1 – 括弧を削除したいデータ・セットを選択する。ステップ2 – セルC 2に、下図のように数式=SUBSTITUTE(A2,” (” “,” “)を入力する：

ステップ3 –Enterを押して、フィル・ハンドルを使ってC列のすべてのセルに数式をコピーする。下図のように、範囲C2:C8からすべての開括弧が削除されます：

ステップ 4 – セルD2 に、下図のように数式=SUBSTITUTE(C2,” ) “,” “) を入力する：

ステップ5 –Enterを押し、フィルハンドルを使ってD列のすべてのセルに数式をコピーする。下図のように、D2:D8の範囲からすべての閉じ括弧が削除されます：

ステップ6 –A列の元の値を保持するために、D列の内容をコピーし、値でC列に貼り付けます（CTRL+Alt+V）。それからD列を削除すると、データセットは次のようになる：

3. エクセルVBAマクロを使う

これまでの方法では、括弧を1つずつ削除しなければならなかったが、VBAコードを使えば、すべての括弧を一度に削除できる。以下の手順に従って、VBAコードを使用してデータセットから括弧を削除してください。ステップ1 –Alt+F11を押して、以下のVBAコードをモジュールにコピーします。

Sub RemoveParentheses() Cells.Select Selection.Replace What:=” ( “, Replacement:=” “, LookAt:=xlPart, _ SearchOrder:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, _ ReplaceFormat:=False Selection.Replace What:=” ) “, Replacement:=” “, LookAt:=xlPart, _ SearchOrder:=xlByRows, MatchCase:=False, SearchFormat:=False, _ ReplaceFormat:=False End Sub Step 2 – 括弧を削除したいデータセットを選択します。 Step 3 –Alt+F8キーを押して、マクロダイアログボックスを開きます。マクロを選択して実行します。

マクロはデータセットからすべての括弧を一度に削除します。

4. LEFTとFINDを組み合わせて使う。

LEFT関数とFIND関数を組み合わせれば、あらゆるデータセットから括弧を削除できる。LEFT関数は、テキスト文字列の先頭から指定した文字数を返す。FIND関数は大文字と小文字を区別し、別のテキスト文字列内のテキスト文字列の開始位置を返します。以下の手順に従って、これらの関数を括弧の削除に適用してください。ステップ1 – セルC2に、以下のように数式=LEFT(A2,FIND(“(“,A2,1)-1) を入力します：